交野星田北エリアが大きく変貌!

地元住民と交野市・企業・国・が一体となった土地区画整理事業

開発経緯
第二京阪国道の計画が始まったころ、交野市ではその沿道の開発について様々な構想が持ち上がり、議論の的となった。大型ショッピングモールの誘致等その多くが廃案となり60億円と云う開発予算をかけた構想は一向に進まない状態となっていた。だが第二京阪国道が開通することによりその開発計画が大きく前進することとなった。

交野市は10年ほど前、第二京阪国道が完成すると交通の便が格段に良好になった。近年ネット通販等が盛況となり、そのための物流基地が不足している状況であり、その物流基地建設について大阪近郊には、建設の条件に見合う土地が少ない中、交野市には開発条件に合致する緑豊かな平地が残っていた。それが、国の第二国土軸構想に合致するということで国、府、等から交野市北エリアが着目された。

総事業費

総事業費、180億円、市が23憶円、大阪府が8,5億円、国が22憶円を補助するという開発プロジェクトが発足。令和5年3月事業完了を目指す。大林組・戸田建設を中心に開発が行われている。
国が進める「郊外地域の定住と活性化を目指すコンパクトシテイ」の先例として期待されている。

星田北エリアが物流拠点に

*日本生命が本年7月完成を目指す地上5階建て「ニッセイロジスティクセンター大阪交野」
*三井不動産が本年9月完成を目指す地上4階建て物流倉庫。

上記物流拠点は本業とは関係ないと思われる会社も含めネット通販市場の拡大と将来性を見込んで、その事業の根幹をなす商品の保管、発送をする物流施設建設に着目し、他業態に投資を行う結果「ロジスティク」等の施設が次々と建設 稼働。物流施設開発の大手の日本GlPや日本通運・アマゾンの京田辺の物流センター等、その多くは倉庫の思い切ったiT化とトラックが各階に乗り入れられる大型倉庫化で、各社しのぎを削っての競争となっている。

星田北エリアの開発に伴い商業施設・住宅・マンション建設予定がありJR星田駅は玄関口として大な発展が期待されている。

*住宅・商業系地域として令和6年3月の事業完了を目指し急ピッチで造成中。
*15階建マンション2棟。約200戸の戸建て住宅。他、商業施設、各企業の本社、工場の進出も予定。約2200人の居住。約1000人の雇用が見込まれている。
*既に星田駅北側ロータリーは大きく拡張。連動する道路も変更、拡大予定でありバス停、車、等の乗車も便利になり完成間近となっている。
*予想では星田駅往復の寝屋川、香里園、交野市の往復バスの増便、併せて空港行や京都、難波往復バス(京阪直Qバス)の発着も計画されているようである。星田駅周辺が大きく変貌し便利になると思われる。

この取り組みは周辺地域を大きく刺激

星田北エリアのこの取り組みは、隣接する枚方市の、茄子作、高田地区と寝屋川市に波紋、地権者が近く団体をつくり、区画整理事業でまちづくりを進める計画があるとの事。交野市北エリアを中心とした一帯が大きく開発、発展すると期待される。

今後の地域開発情報

令和5年に第二京阪国道の田辺ジャンクションで、新名神高速道路がつながり全線開通となる。
令和14年度には門真ジャンクソンで大阪市域をトンネルで阪神高速につなぐ構想もある。今後交野地域が人の移動や物流の面で大きく発展すると思われる。
”大阪府結核予防会大阪病院”が本年7月に寝屋川打上げに移転し”大阪複十字病院(仮称)”として竣工予定(寝屋川公園内にある既存の病院土地建物の処分は不明である)

星田北エリア開発パース図

星田駅前線と開発区分

この図は交野市のホームページから転載しています。
詳しくは https://www.city.katano.osaka.jp/docs/2020072100017/ をご覧ください。

星田駅北の開発 : 交野タイムズ
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